杖の必要性、歩行などで杖をついたほうがいい時とは?

杖の必要性、歩行などで杖をついたほうがいい時とは?

  • 2019年3月2日
  • 2019年3月2日
  • 健康/体
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こんにちは、森の熊♂です。

今回は「自分の家族などに杖をすすめたほうがいいタイミング」についてお話ししようと思います。

杖ってなぜ必要なの?

まず初めに、杖はなぜ必要なのか?何に対して効果があるのか?を考えていきましょう。

 

皆さんが思う杖を使ってる人のイメージはどんな方でしょうか?

私のイメージだと、お年を召されていて足を引きずっている様な姿が浮かんできます。皆さんもそうでしょうか?

 

では、若い方でも杖を使う場合があります。例えば、足を激しく捻挫してしまったり、骨折してしまった場合に使う松葉杖です。

 

お年を召された方が使うイメージのある「杖」と若い人でも使う事のある「松葉杖」には各々必要な場面が違います。どんな違いがあるのでしょうか?

二つを比較してみることにしましょう。

 

 

初めに「松葉杖」についてです。

松葉杖が必要となる場合は実は、それは「免荷(めんか)」が必要な場合なのです。

免荷とは、「荷重を免除する」という意味なので、体重をかけないようにするという意味です。

ですので、松葉杖というものは、骨折などを早く治すために、骨折した骨などに荷重をかけすぎない様にするという役目があるのです。

 

では、一般的な「杖」はどうでしょうか?

杖というのは、基本的には松葉杖の様に両手に抱えて歩くわけではありません。

片側に杖を一本持って歩きます。

 

杖というものも体重のかかる範囲をある程度軽くする効果があります。

ですが、松葉杖の様に一切体重が乗らないようにするということは出来ません。負担を軽くするだけなら松葉杖の方が優秀なのです。

 

杖で免荷する場合、どれくらいの効果が期待できるのかというと、だいたい体重の1/3程度と言われています。

これは仮に杖を使用している方の体重が60kgだと仮定すれば、その方が杖を使うだけで、特定の関節にかかる体重の負担はマックスで40kg程度に抑えることが出来るという事です。

 

では、なぜ杖を使うのかというと、一番は「歩容を改善させるため」なのです。

 

歩容というのは「歩き方」の事です。痛みがあったり、膝の変形が出たりすることにより、人は無意識に通常の歩き方から逸脱した姿勢で歩きます。しかも厄介なことにその歩き方は癖になり、痛みが落ち着いたとしても、その破行(正常ではない歩き方)が癖になり残ってしまう場合があります。

 

ですので、そういう方が杖を正しく使用する事により、筋力の低下や痛み等によって出現した破行を軽減させ、正常な歩容に近づける事が出来ます。

そのために杖は使用するのです。

 

ですので結論を言うと、杖が必要な方というのは「筋力の低下や変形、痛みなどによって本来の歩き方が崩れてしまっている方」なのです。

 

杖のつき方、合わせ方

実際に私の前に初めて杖をついていらっしゃった方で、杖の高さが合っていない方はたくさんいらっしゃいます。それだけ一般の方は何となくで杖を使っている方が多いのです。

 

杖は正しく使わなければ本来の力を発揮することは出来ません。

是非正しい使い方を覚えて身体を助けてもらいましょう。

 

という事で、杖のつき方と合わせ方についてお話します。

 

杖というのは「利き手に持つ」というものではありません。

結構皆さん間違えている方も多いのですが、実は杖は痛めている部位や関節の反対側につきます。

 

利き手でない左手に持つことになっても、右足が悪いのでしたら、それに慣れる方が良いです。

 

これは歩き方を考えればわかるのですが、例えば足踏みをすると右足が上がっているときは左腕も上がります。逆に左足を持ち上げる時は右手も上がります。

このように人間は手と足をクロスに出すような歩き方をするのです。ですので、右足が悪い場合は一緒に出る左手に杖を持つことで右足にかかる負担を軽減することが出来るのです。

 

そして杖の高さの合わせ方ですが、杖の取っ手の位置を大腿骨(太ももの骨)の「大転子(お尻の横側あたりのでっぱった部分)」に合わせます。

圧迫骨折などで姿勢が崩れてしまっている方などは、その高さでしっくりこない事が多いので、微調整していただいて結構です。

 

では歩き方です。

  1. まず、「杖」と「杖の反対の足(痛めている方の足)」を同時に出して①と数える
  2. 次に、良い方の足を一歩前に出して②と数える。

これを繰り返すのです。

これが杖の基本的な歩き方となります。

 

階段では「行きは良い良い、帰りは怖い」で覚えてもらいたいと思います。

「行き」というのは登り、「帰り」というのは降りです。

 

「行きは良い良い」なので、良い側の足を先に挙げます。そしてその良い側の足の力で身体を持ち上げ、一段登り、悪い方の足と杖を良い側の足がある段にそろえます。悪い足が良い足より上段に行くことが無いようにしてください。

 

逆に「帰りは怖い」なので、降りる時は悪い側の足と杖を先にそーっと一段降ろします。この時は良い側の足に体重をかけたまま、ゆっくり良い側の膝を曲げて降りていくようなイメージでOKです。間違っても良い側から降りないようにしてください。良い側から降りようとすると、悪い側の足と杖で体重を支えた(負担が掛かった)ままの動作となってしまいます。要注意です。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は

  • どれくらいの身体のレベルになれば杖が必要となるのか
  • 普通の杖と松葉杖の違い
  • 杖の使い方と合わせ方

についてお話いたしました。

杖を使わないで済むのはとてもいいことですが、身体の状態によっては杖を使わない事により身体的な問題が悪化してしまう場合もあります。

ただ、「杖を使いたくない」と頭ごなしに否定をせず、一度冷静に「自身やご家族など大切な方にとって必要があるのか」を考えてみる機会を作ってみてはいかがでしょうか?

 

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