血糖値を下げるのは筋トレ?有酸素運動?

血糖値を下げるのは筋トレ?有酸素運動?

  • 2019年3月4日
  • 2019年3月11日
  • 健康/体
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こんにちは、森の熊♂です。

今回は血糖値を下げる運動としてよく話される「筋トレ」と「有酸素運動」について考えていこうと思います。このふたつの運動はどのような差があるのでしょうか?

糖尿病の治療の3柱

初めに、現在の糖尿病の治療の3柱と言われているものをお話いたします。

それは「薬物療法」「食事療法」「運動療法」です。

「薬物療法」は文字通り薬物を使って血糖値を安定させる方法です。

「食事療法」は食事量やバランス、カロリー制限を設ける事で血糖値をコントロールさせる方法です。

「運動療法」は運動することにより、血液中の「糖」を細胞内に取り込み消費を促す方法で、大きく分けて「筋トレ」と「有酸素運動」があります。

これらの方法を駆使して血糖値を安定させるのですが、私が携わる多くの患者さんは「薬物療法」と「食事療法」を気にされている傾向にあり、「運動療法」はあまり積極的に行えていない方が多い様に思えます。

ですが、そのような方々に「運動療法」を行っていただく事で血糖値が安定するケースは多いのです。

そのことについて少し詳しく見ていきましょう。

 

運動療法の重要性

私がある糖尿病の勉強会に参加した時に、専門医の先生から次のようなお話を伺いました。

その内容というのは、「糖尿病の患者さんにどのような指導を行っているか」という内容についてのアンケートの結果で、診察の中で「薬物療法」、「食事療法」、「運動療法」に割いた時間の割合が書かれていました。

すると、驚いたことに指導の内容は「お薬」と「食事」の内容がほとんどで、「運動療法」については「毎日散歩してください」と有酸素運動(酸素を必要とする運動)をすすめる程度というものでした。

これは患者さんから「薬物療法」と「食事療法」についての質問が多く、また医師の専門領域でもあるため、限られた時間の中でどうしてもその話をしなくてはならない。「運動療法」を軽視しているわけではなく、むしろ最も重要な治療方針の1つであるが結果的に「運動療法」の内容に時間が取れず、このことに危機感をもっているというのが講演した先生の演説の中で私の印象に残っているものでした。

以下に運動療法を行う目的やメリットを挙げます。

筋トレがブドウ糖を取り込みやすくする

糖尿病の場合、どのような運動を行えばいいのでしょうか?

答えはとてもシンプルで、筋トレなど筋肉を積極的に動かせば血糖値は下がり安定します。

 

通常ブドウ糖が取り込まれる大部分を占めるのは筋肉です。筋肉は体を動かす働きがある為、エネルギーの消費量が多く、血液中からたくさんのブドウ糖を取り込みエネルギーに変える必要があります。

 

ですが、実は健康な方と2型糖尿病の方のブドウ糖(血糖)の取り込み率が違うというデータがあるのです。

 

それは、脳や臓器などの組織での取り込み率はほぼ変わらないのですが、筋肉でのブドウ糖の取り込み率が2型糖尿病の方は健康な方の1/2程度しか無いというものです。

そのため糖尿病というのは、ブドウ糖が筋肉に十分取り込めないため血液中にあふれている状態であると考えられています。

つまり、「成人病と言われるタイプの糖尿病は筋肉での糖代謝が低下して起こる病気」とも言えるのです。

 

筋肉とインスリンの関係

筋肉の衰えは糖尿病にとって重大な問題となるのです。

通常、糖尿病はインスリンの効力が悪くなったり、分泌量が減ったりして血糖値が下がりにくくなって起こる(インスリン抵抗性の増強)と考えられています。

ですが、研究により筋トレを行った後はインスリンを使わなくてもブドウ糖を筋肉の細胞に取り込める事実が判明しているのです。

これは健康な方だけでなく、糖尿病を発症した方でも筋トレを行う事により、同じような効果を得られる可能性があります。

筋トレを行うだけで糖代謝がアップするだけでなく、インスリンを使用せず血糖値を下げることが出来るというわけです。

ここで重要な点は無理に筋肉量を増加する必要が無いという事です。一般的に筋トレというのは、筋肉量自体を増やし身体を鍛えるという意味合いがありますが、ここで挙げる筋トレというのは筋肉の中にあるもともとの「糖」を使い切ればいいのです。

筋肉の中の「糖」を使い切ればエネルギー不足となり、それを補おうとして血中から「糖」を筋肉が取り込んでくれて血糖値も下がるというわけです。

 

「筋トレ」VS「有酸素運動」

では「筋トレ」と「有酸素運動(ウォーキング)」はどちらの方がより血糖値を下げる効果が期待できるのでしょうか?

いままで上記した通り、筋肉の中の糖を使い切り、エネルギー不足とする事が今回の重要なポイントです。

もちろん筋トレもウォーキングも血糖値を下げる事は期待できます。しかし、どちらかだけしかしないというのならば・・・

 

 

ズバリ、「筋トレ」をするべきでしょう!

 

 

というのも、歩くだけでは糖の燃焼効率がやや悪く、身体の代謝のアップも筋トレに比べて効果が薄いからです。

筋トレを行えば糖の燃焼効率も良く、筋肉量が少しでも増えればより身体の代謝も上がる事も期待できます。

また、足腰の衰えてしまった方が不安定な道路をウォーキングすることで転倒・骨折のリスクも高まります。

私はそういった観点から、安全に室内でも行える筋トレを推奨します。

 

まとめ

いかかでしたか?

今回は

  • 糖尿病の治療は「薬物療法」「食事療法」「運動療法」の3つの柱がある
  • 「運動療法」は血糖値を下げる重要な治療方針である
  • 2型糖尿病の方は健康な方に比べて筋肉による糖の取り込みが1/2程度である
  • 筋トレを行うとインスリンを使用しなくても筋肉に糖を取り込める
  • 「筋トレ」と「有酸素運動」どちらかなら「筋トレ」がおすすめ

という内容でした。

継続して運動をしていきましょう!

 

 

 

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