小さな整体院を廃業から救った1本の動画

From:もりかずま

 

 

先日朝食を取りながらテレビを見ていると「黒樺牛」というブランドのCMが流れてきました。

 

 

こんな感じのCMです。

↓↓↓

 

それまでは全くステーキや焼肉を食べる気持ちでは無かったのですが、このCMを見てから「あー、この牛肉を食べたいな!」っていう気持ちが込みあがってきました。

 

 

私は焼肉もステーキも好きですが、正直言って、そこそこ良いクラスの和牛なら満足していました。

 

 

だけど、今回は、神戸牛でも松坂牛でもなく、この「黒樺牛」というブランド牛が食べたくなったんですね。

 

 

なぜ私はそんな気持ちになったのでしょうか。

 

 

それは、このCMのマーケティングにありました。

 

 

あなたも一度↑のCMを見て体験してみて下さい。

 

 

さて、動画見てみましたか?

 

 

このCMは私達に非常に良い学びを与えてくれました。

 

 

このCMでは人が食べても問題ないような穀物を牛に食べさせているという事が分かる様に、あえて牛が食べている穀物を飼育員が食べて見せたり、

 

消毒に有害な薬物などを使わないで飼育している環境を実際の場面を見せながら伝えたり、

 

子牛の飼育も母乳だけで育てているという様な、とても良い環境で育った牛肉が「黒樺牛」になり、

 

そして、これだけ安全に大切に育てている牛の、霜降りの入った美味しそうなお肉の映像が最後に流れます。

 

 

このCMを見て、普通に美味しいだろうと感じましたし、一児の父親としても「このお肉なら安心して息子にも食べさせることが出来る」と感じたんですね。

 

 

普通に美味しい肉を買う時にも、普通はその牛がどのように育っているのかといった飼育の環境については分かりませんが、、、

 

 

この様に裏側の飼育の過程を見せる事によって、顧客である私達はとても安心し、そのブランドに信頼を寄せるのです。

 

 

ここで一つ重要な点があるのですが、この安心安全の飼育環境と言うのは、何も日本中でこの「黒樺牛」だけではないはずです。

 

 

実際にほとんどのブランド牛はこの様にとても安全に、食べ物などもこだわって飼育されているはずです。

 

 

ですが、それを我々消費者にしっかりと伝えきれていないんですね。

 

 

だから「黒樺牛」の場合であっても、競合他社から見れば、黒樺牛は「当たり前の事をしているだけだろ」って思っているでしょう。

 

 

ですが、この当たり前をしっかりと顧客に伝えきれているかどうかで、顧客がその会社のファンになるかどうかは決まるんですよ。

 

 

業界の当たり前は顧客にとっての当たり前ではありません。

 

 

あなたがどのような商品やサービスを扱っているにしても、、、

 

 

「こんな事は私達の業界では当たり前の事だから言うほどの事ではない」と思わずに、

 

 

ドンドン顧客に伝えてあげて下さい。

 

 

その当たり前こそ、あなたの強みになるかもしれません。

 

 

はるか昔、1919年に倒産の危機にあったアメリカのシュリッツビールは、天才コピーライターのクロード・ホプキンスの助けによって業界1位に躍り出たという有名な話があります。

 

 

その時に使われた戦略も、当時のビール業界では「当たり前だった事」をただ顧客に伝えただけだったんですよ。

 

 

業界にどっぷりつかっていると気付かない様な「当たり前の価値」を、あなたももう一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

では、共にあなたの望む未来へ

 

 

―もりかずま

 

 

 

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