小さな整体院を廃業から救った1本の動画

From:もりかずま

 

 

寒い日が続きますね。

 

 

どうも一昨日からおなかの調子を崩した様で、なかなか食欲がわかない日々が続きました。

 

 

こんな時は水分をしっかりととる必要があるという事で、妻がポカリスエットを買ってきてくれました。

 

 

このポカリスエットという飲み物、不思議な事に、喉がカラカラに乾いている時や、体調が悪い時にはとても甘く、美味しく感じますよね。

 

 

これが逆に、体が絶好調で、水分も十分に取れている時(例えばカフェでお茶をした後)などは、ビックリするくらい美味しくない様に感じてしまいます。

 

 

 

このポカリスエットは、私が子供の頃から風邪を引いた時などに母が良く買ってくれていたのを覚えています。

 

 

そんな何十年もロングセラーとして親しまれているポカリスエットの物語をあなたはご存知でしょうか?

 

 

 

実は、このポカリスエットは販売当初、全くと言っていいほど売れませんでした。

 

 

お店に陳列してもらおうと、担当者に試飲してもらうと、

 

「こんな味で本当に売れるのか?」

 

「味が薄くて美味しくない」

 

「これでお金取るの?」

 

 

と厳しい声が相次いでしまいました。

 

 

挙句の果てには

 

「こんなもの飲ませてふざけるな!」

 

 

と飲みかけを営業マンにかける客も出てしまったそうです。

 

 

 

ですが、ある猛暑の日に汗だくのお客さんがポカリスエットを一気に飲み干して、

 

「すごくおいしい!」

 

と言われたのです。

 

 

 

そこで、営業マンはこのポカリスエットを炎天下の少年野球の試合や、サウナの後のお客さんなどに試飲してもらう作戦に出ました。

 

 

そうすると、今までブーイングの嵐だった評価とはうって変わって、高評価の嵐となったそうです。

 

 

 

そうです。つまり同じ飲み物でも、その飲むタイミングによって商品の価値は変わるのです。

 

 

当時は甘い飲み物が全盛期で、甘くない飲み物は売れないとされていました。

 

 

ですが、今のスポーツドリンクというジャンルの先駆けとなったポカリスエットは、この汗をかく場面と言う所に着目して、売り出したのです。

 

 

その結果、発売から2年目の夏、「ポカリスエット」はついに爆発的な大ヒットを記録しました。

 

そして、誕生から30年以上、今では全世界20カ国の国や地域で愛されるロングセラー飲水料となったのでした。

 

 

 

この様に、売り方によって商品の売れ行きと言うのは変わります。

 

 

その仕組み、つまり「売る仕組み」を作る事こそ、私達起業家や経営者がするべき事なのです。

 

 

社長の仕事は「売る仕組み」を作る事。

 

 

これを是非覚えておいてください。

 

 

あなたもポカリスエットをロングセラーにした大塚製薬の様に、

あなたの素晴らしい商品やサービスの良さを顧客に知ってもらうための「売る仕組み」を、しっかりと作っていきましょう!

 

 

―もりかずま

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