From:もりかずま
約2年ぶりにバス釣りに行って来ました。
福岡県の南部にある筑後平野には、一面水田が広がっていて、その水田に水を運ぶために水路が作られています。
↑こんな感じですね
その水路の事をクリークと言うのですが、そこにブラックパスが住み着いています。
それをルアー(疑似餌)で釣るバスフィッシングは、私が子供の頃によく友人とやっていたのですが、熊本に私が戻って来たタイミングで、友人起業家から誘われて再度釣りに行った時に、まんまと友人の策略にはまり、このバス釣りに再度ハマってしまいました(^^;
ブラックバスという魚は四季に応じて行動パターンがある程度決まっているのですが、それを読んで魚との知恵比べをする所が結構面白くて、結構ハマっています。
ブラックバスと言えば悪名高い外来種と言うイメージがあると思いますが、この釣りをしていると、ビジネスの世界に近いものがあるなと感じる事があります。
どういうことかと言うと、もともとは今釣りをしていたクリークと言う水路には、日本古来からの生物しかいなかったわけです。
ですが、いつからか、ブラックバスが住み着き、他にも鯉やナマズ、ブルーギルや雷魚などの他の外来種も住み着くようになって行ったのです。
その結果、昔からいた生物はその数が減りました。
これって、Amazonやネットフリックスにやられている日本の書店ビジネスやレンタルショップと似ていませんか?
Amazonジャパンが出来たことで、多くの店舗ビジネスは窮地に追いやられてしまい、ネットフリックスによってCD・DVDのレンタルビジネスは壊滅状態ですよね。
正に小さな会社を潰しにかかる黒船襲来の状態だと思います。
ですが、これを社長は指をくわえて見ているわけにはいきません。
クリークに昔からいた魚の様に、ブラックバスに食われている訳にはいきません。
私達人間は、魚とは違って抗うすべがあります。
それがマーケティングを学ぶ事です。
20年前に、誰がAmazonが中小の書店を潰すと思ったでしょうか?
誰が、ネットフリックスが出来て、レンタルショップを潰すと思ったでしょうか?
今、あなたがライバルだと思っている競合と競っているその上から、巨人が踏みつぶしてしまう事だってあるのです。
「ウチはまだ大丈夫だな」とか、「ネットはよく分からん」なんて言っている場合ではありません。
災害もそうですが、常に備える事が大切です。
現状集客に困っている方は勿論ですが、現状の売上に満足している方であっても、この問題から目を背けてはいけません。
「いつかやろうは馬鹿野郎」だと、
私の尊敬するある起業家が言っていましたが、本当にそうだと思います。
あなたの会社と従業員を守る為に、最大限の力で競合を置き去りにする高みまで登りきりましょう!
―もりかずま