From:もりかずま
昨夜、ふらっと入ったコンビニで、スナックサンドを見つけました。
“スナックサンド”ご存知ですか?
スナックサンドは、フジパンが出している菓子パンで、ヤマザキパンのランチパックにとても似ているサンドイッチ系の商品です。
業界ではランチパックがとても売れており、私は、そのランチパックを模倣して作られたものがスナックサンドだと思っていたのですが、、、
商品を持ってみると「元祖」の文字が。
ちょっと気になって調べてみると、スナックサンドが販売されたのが1975年で、ランチパックは1984年。
という事は、ランチパックの方がパクっていたんです(^^;
それにもかかわらず、模倣した側のランチパックの方が売れて、業界1位になっています。
実はこういった事は別に珍しい事ではなく、ポテトチップスの世界でもコイケヤが元祖にも関わらず、カルビーがシェア1位を獲得しているという事実もあります。
先行者が一番売れるという事では無いのです。
先行者には先行者利益があるのは間違いないですが、それがずっと続くわけではありません。
むしろパイオニア(開拓者)としての困難の方が上回るケースが多いです。
どの業種でも、良いものは模倣して作るのが成功の鉄則。
アップルのipodもソニーのウォークマンの真似から生まれ、スマホだって、色々なメーカーが同じような商品を真似して作っています。
他社を真似するときは、もちろん倫理に反しない範囲で行わないといけませんが、、、
「全てをゼロから作ってはいけない」
ダン・ケネディも言っているこの成功原則を、是非、覚えておきましょう。
ーもりかずま
p.s
何かを模倣する時は競合からでなく、別の業界で上手くいっている手法やモノを模倣する様にしましょう。
競合をそのまま真似ると訴訟のリスクはもちろんのこと、お客さんからも「この会社はつまらない事をしている」と思われてブランディングを下げてしまう恐れがありますよ。