売れないカメラを売る男

小さな整体院を廃業から救った1本の動画

From:もりかずま

 

 

スマホが普及して、今ではiPhoneでとても綺麗な写真や動画が取れる時代になりました。

 

 

そうすると、もちろん売れなくなる商品が出てきます。

 

 

そう、「ビデオカメラ」です。

 

 

 

ビデオカメラと言えば、私がまだ学生の頃、スマホも無かった時代に、卒業式と二次会の為にバイト代をはたいて買った事を思い出しました。

 

 

ですが今は誰しもスマホを持っており、もちろん卒業式などのイベントでもスマホで十分に事足りる時代です。

 

 

そんな時代にも関わらず、時代遅れともいえる「ビデオカメラ」を爆発的に売った会社がありました。

 

その会社は「ジャパネットたかた」です。

 

 

どうやってその売れない「ビデオカメラ」を売ったのかと言うと、このような伝え方をしていました。

 

 

「その保育園の運動会の、お孫さんの一瞬の笑顔をこのカメラなら取り逃しませんよ」

 

 

「お孫さんの成長を一年に一枚、写真に収めて、成人式にプレゼントしたら素敵ですよね」

 

 

 

そして運動会での家族みんなの楽しそうに笑う映像が流れてその情景をイメージさせていたのです。

 

 

その結果、このビデオカメラは飛ぶように売れていきました。

 

 

 

人はその商品が欲しくて買っているのではありません。

 

 

その先にある家族の笑顔や幸せなその情景が欲しくて商品を買っているのです。

 

 

 

ですからジャパネットはスペックがどうこうなんて事はほとんど言わずに、その先にある「感情」に語り掛けて売っていたのです。

 

 

これがベネフィットですね。

 

 

あなたの商品やサービスにも、それを利用してもらう事でお客さんが感じるベネフィットがあるはずです。

 

 

そしてそのベネフィットが欲しくてお客さんはあなたの商品を買ってくれるのです。

 

 

あなたの商品はお客さんにどんなベネフィットをもたらすでしょうか。

 

 

そして、お客さんは何のためにあなたの商品やサービスを買ってくれるのか?

 

 

そこを定期的に考える様にしてみてください。

 

 

―もりかずま

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