From:もりかずま
先日、熊本にあるお茶屋さんのカフェに、立ち寄りました。
このお店は熊本市にある街中の商店街の一角で営業をされていて、お茶屋さんの店舗の一角でカフェを営業しているお店なのですが、若いカップルや女性のお客さんが多く、私が訪れた時も、大変賑わっていました。
このお店は結構ちゃんとマーケティングをやっている印象があったのですが、今回も席に座って注文をした後に、スタッフさんが
「これはお客さんにお渡ししている今月分のお店の記事です。良かったら待っている間に見てみて下さい」
と言って、「健康通信」というA4の紙を1枚渡されました。
この「健康通信」というのは、実はこのお店が勝手に毎月自分たちで作ってお客さんに配っている新聞の様なもので、色々とお茶について、面白い話を書かれているものです。
私も商品を待っている間に「健康通信」を読んでみましたが、
新茶の入れ方だったり、温度だったり、、、コロナに対しての免疫を高めるお茶カテキンの話だったりと、まあ読んでいて、普通にためになるというか、面白い記事なんですね。
そして、その記事の中で、サラッと新しい商品の話をしていたり、関連する商品をオススメしていたりするのですが、この手法が上手いんですよ。
この手法はマーケティングの世界では「記事広告」と言われているもので、実は結構昔から行われているものです。
もしかするとあなたは「記事広告」という言葉を聞いたことが無くて、プリセルページや、クッションページなど、違う言葉で聞いた事があるかもしれませんが、どれも同じ意味です。
そしてこの記事広告と言うのは、店舗型ビジネスをされているのなら、非常に強力なマーケティングになる手法になります。
なぜかというと、この記事広告はお客さんにとっては「セールスされている感が無くて、凄くいい話を聞いたと思っている状態にさせる事が出来るから」なのです。
これはダイレクトマーケティングのなかでは「教育」と言われたりしますが、その教育の部分を定期的にお客さんに渡す記事広告の中で行い、「勝手に欲しくさせている」という力を働かせているのです。
記事広告はネットの世界でもよく見かけます。
例えば「○○の新事実が判明!」や「○○ランキング」などのタイトルで、商品を紹介しているという記事ですね。
アフィリエイトの記事でも使われる事が多いですが、これらの記事は、読んでいる消費者が知識を教えてもらいながら読む記事なので、普通の広告の様に売られている感じが少なく、自然と、この商品が欲しい!と思わせる事が出来るというわけですね。
今の時代は普通の広告はなかなか読まれなくなっています。
情報過多の時代なので、ドンドン顧客の頭の中では広告をシャットアウトする様になってきています。
だからこそ、お客さんにあなたの商品の良さを伝える為にも工夫が必要になるのです。
あなたは自分の商品・サービスの価値を、どのようにしてお客さんに伝えているでしょうか?
その伝え方も定期的に見直してみて下さいね♪
では、共にあなたの望む未来へ
―もりかずま